シワとたるみの基礎知識〜なぜシワはできるの？ | シミシワクラブ｜シミ・シワを消す方法＆予防法をオールインワン解説！

■シワができる2つの原因とは

どんな美貌を持っていても老け顔にみられてしまう「シワ」
人の肌にシワができるのには2つの原因があります。

1：加齢によって肌の水分や成分が減っていくため
2：紫外線によって肌の成分がダメージを受けるため

女性ならいつまでも美しくハリのある肌をいつまでも保ちたいもの。
シワ・たるみが世の中からなくなればいいのにって思いますよね？

その思いは全世界の女性みんな同じなのです。
私だってシワはあるよりもちろんないほうがいいと思ってますから！

でも、年齢を重ねていくとどうしても避けられない問題なんですよね（泣）

じゃあ、どうやってそのダメージを減らしていくか！
ここは前向きに考えましょうね。

そのためにはまず、皮膚の構造と、シワやたるみの仕組みと原因をしっかり理解しましょう。
そこからシワとたるみの予防策と改善の方法を見つけることができます。

■皮膚の構造としくみ

皮膚は大きく分けて2層構造になっています。
上の層は「表皮(ひょうひ)」という角質を含む細胞の集まりでできています。
下の層は「真皮(しんぴ)」という、コラーゲンなどが豊富に含んだ箇所です。
そしてその下に皮下組織があります。

そして下の階層の真皮には膠原線維と弾力線維という2つの線維があります。

■膠原線維は弾力繊維を固定する台座のようなもの

■弾力線維は皮膚を伸び縮みをさせるための繊維です。

この2つの繊維のピークは２０歳前後で、その後年齢を重ねるにつれて皮膚の伸び縮みを支えきれなくなり、たるんでシワができるのです。

シワとたるみは違います！

色々調べて見たのですが、いまいち分かりづらかったので簡単に一言で説明します！笑

シワ：お肌の水分不足により乾燥することによってできる皮膚の溝。目尻の小じわがこれにあたります。

たるみ：表皮の下にある真皮層のコラーゲンやエラスチンなどの成分の変性、減少によるもの。ほうれい線がこれにあたります。

なのでスキンケアの内容がそれぞれによって全然違うことを理解しましょう！

シワ・たるみの原因をもっと詳しく

1：加齢によって肌の水分や成分が減ってしまうことについて
シワ・たるみの原因としてもっとも大きいのが加齢によるコラーゲンやヒアルロン酸などの減少です。年齢を重ねることにより、肌から水分が失われることによって発生する活性酸素が原因です。

2：紫外線によって肌の成分がダメージを受けることについて
紫外線とは太陽から放出される太陽光線の成分のひとつ。
「UV」と呼ばれるのは「ムラサキを超えた」という意味の「Ultra-Violet」からきています。

その紫外線、実は同じ紫外線でも3種類あるのをご存知でしょうか？

■3種類の紫外線とは

1：紫外線A波「UV-A」
よく「曇りの日でも日焼けする」と言われるのはこのA波によるものです。
紫外線の中では最も害が少ないと言われているのですが、実は活性酸素を発生させるエネルギーは後から出てくるB波よりも強く、ゆっくりと肌の真皮まで浸透してコラーゲンを破壊してしまい、シミやシワ、たるみなどを引き起こします。肌の色を黒くする「色素沈着」を起こすのがこのA波で、夏前に黒く焼いている人は5月ごろのこのA波で焼けているケースが多いのです。
「生活紫外線」とも呼ばれ、日光の約90%がこれにあたるそうです。

2：紫外線B波「UV-B」
通常「日焼け」はこの紫外線B波によるもの。
日光の中で約10%の紫外線です。紫外線A波に比べ1000倍の有害性を持つそうです。
紫外線A波が肌の真皮まで到達するに対し、紫外線B波は肌の表面に強く影響を与えます。
赤い炎症を伴う日焼け、乾燥肌、皮膚がんや白内障、免疫力低下などの健康被害をもたらします。
特に7月〜8月に紫外線B波の量が増え、その量は冬の5倍にもなるとのこと。
通称「レジャー紫外線」と呼ばれています。

3：紫外線C波「UV-C」
生物にとって最も有害ですが、オゾン層に吸収されて地上まで届かないのがこの紫外線C波。
地球温暖化でオゾン層の破壊が進んで大騒ぎになったのは、この紫外線C波が地上まで到達するようになってしまったからなのです。
大変殺菌効果が高く殺菌作用が強いため、トイレのエアータオルなどについている「殺菌灯」の青い光は医療の現場などで使用されています。