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ついにリンクルショットで「シワを改善」の認可が降りたのです!
2016年11月17日の日経新聞ニュースで、化粧品メーカー大手のポーラからシワの原因となる酵素「好中球エラスターゼ」の働きを阻害する成分を発見したとして、「シワを改善する」効果・効能がある製品を発売する、と発表したのです。
大ヒット商品!ポーラの「リンクルショット」
厚生労働省から製造販売の承認を得たもので、「シワを改善する」効果が認められた初めての製品です。
今までは「シワに効果が期待できる」という化粧品は星の数ほどありましたが、「シワを改善する」とはっきりとその効果が認められたものはありませんでした。
しかも、「シワの改善」のほか「シワ予防」の効果も見込めるため、翌年1月1日発売以来たった半年で62万個を発売する大ヒット商品になっています。
これはシワ業界(?)の革命です!!
だって薬事法があって、絶対に「シワが改善します」なんて言えなかったでしょ?
このシワを治すというなら私もちょっと飲み会を我慢して買ってみようじゃないの!
目尻のシワにリンクルショットを塗ってみた
ああ目尻のシワ…恥ずかしい(笑)
試してみると…確かに他のクリームとは質感が全然違いますよー!
粘りや浸透力がちゃんとしてる感じです♬
まあ、お値段15,000円ですからねー。
肌の改善サイクルである「3ヶ月」は頑張って使ってみます!
焦ったって結果は出ないですもの。
1日や2日そこらでこのシワがなくなったら、日本中の、いや世界中の美容整形が全部つぶれちゃいますわ(笑)
他のシワ対策のコスメと違ところは何?
ポーラのリンクルショットは開発に7年、厚生労働省の認可に8年を費やしたそうです。
今まで世の中にあったシワ対策のコスメは「シワの進行を抑える」や「小ジワを防止する」というものがほとんどでした。
これまで薬事法のために打ち出せなかった「シワ改善」というポイントが具体的に表現できるようになったのは画期的なのです。
ちなみに化粧品で医薬部外品の認可が下りたのは2009年以来のことだそうです。
医薬部外品とは何??
医薬部外品とは、「厚生労働省が認可している医薬品と化粧品の中間的な分類で、人体に対する作用がおだやかなもの。そして機械器具でないもの」という定義があります。
■「医薬品」は、病気の治療を目的とした薬。
■「化粧品」は、体をきれいにしたり、見た目を美しくする目的で皮膚などに塗る効果のおだやかなもの。
■「医薬部外品」は医薬品ほどの強い効果・効能はないですが、人体に対してある程度の効果が見込めると厚生労働省が認めているものになります。
ちなみに日本の薬用化粧品はほぼ「医薬部外品」として販売されているケースがほとんどとのことです。
ポーラってどんな会社?
1929年創業の化粧品メーカーで、研究・開発から生産まで全て日本国内の研究所と工場にて行っています。五反田に本社を構えていて、この本社ビルは山手線の窓からバッチリ見えますよね。
ターゲットユーザーは、美容への関心が高く、シミ・シワなど肌の悩みが深く、
お金をかけてでも良いスキンケアを使いたいと考えている30代~50代女性。
現在のところネットのポーラ公式ホームページでも直接リンクルショットは買うことはできないのです。
ちゃんとポーラの正規取扱店で対面カウンセリングを受けて買うというプレミアム商品です。さすが大人気商品!!
リンクルショットはお値段のハードルも高いので、同じくポーラから、若々しい頬を保つために、小鼻からこめかみへと向かう「コラーゲン構造の密度」に着目した少しリーズナブルなクリーム、B.A REDからスキンケアをスタートするのもひとつの方法です。